K-POPコース
スペシャルインタビュー

学校で学んだことや、在学中のエピソードを教えてください。

在学当時は当たり前に教えてもらい何気なくやっていたことも、今ではいい事を教わったと思う事があります。
練習室を綺麗にする、モノを大切に使うなど、些細な事だけど当たり前にできると本当にカッコイイです。
こういった当たり前のことを当たり前にできるようになった自分を見ると、いい環境で学ばせてもらっていたのだと改めて思います。
それからステージへの責任感もあの頃いっぱい教えてもらいました。
ステージを観にお金と時間を使って来てくれる人を裏切ってはいけないことと楽しませること。
学校はこれらのことを言葉ではなく経験で私に気づかせてくれようと沢山の機会を作ってくれました。そして沢山の挑戦をさせてくれました。
ステージはそのステージに立つ自分一人で成り立つのではなく、裏方の人も含め、色んな人の助けがあってこそ成り立っているので、周りの人たちや環境、すべてに感謝することも教わりました。
また、舞台に立つとなるとスキルや技術面が重要視されがちですが、舞台に立つ上でスキル以外にも大切なことを学ぶこともできました。
在学中にチームでステージを作り上げて発表する授業がありましたが、その過程でいろいろな葛藤や壁にぶち当たったりと楽しいことばかりではありませんでした。
そんな中で先生から「ステージの裏でのわだかまりや問題はステージを通してお客さんに全部伝わるよ」、「落ち込んでいる仲間に手を差し伸べられるような人になりなさい」と言われたことがあります。その言葉が当時の私の心にかなり深く刺さったんです。先生から言われた言葉を意識して仲間との絆やチームワークを大切に舞台を作り上げたのが思い出に残っています。

デビューしてから変わったこと

デビューしてからいろんな考えを持った人に出会え、考え方が柔軟になり、視野や自分の世界が広がった気がします。それから責任感も生まれました。
在学中は学校というコミュニティの中でだけ過ごしていましたし、私自身も幼かったので、責任を持つことの大切さが正直よくわかっていませんでした。デビューしてリーダーになってからは、自分の行動一つひとつの責任を大きく感じる場面が増えて、何事にも真剣に取り組むようになりました。
あとはオンとオフの切り替えやメリハリを意識して取り組むようになりました。高校生の時は体力に限界がなかったのでずっとオンでも大丈夫でしたが、今は頑張りすぎると燃え尽きてしまうので(笑)適度にオフを挟みつつ頑張っています。